さ行

さ行エントリー一覧

ジャカード
経糸と緯糸を複雑に組み合わせて、模様を織り出した織物(紋織物)の機械技術を完成させた、フランス人、ジョセフ・マリー・ジャカードのこと。また、紋織物の織機のこと。ジャカード織機は、紋紙と呼ばれる穴をあけたカードを利用して、経糸を上下させて、緯糸が通る個所を変えることで、模様をつくりだしていきます。実際に布を折り始めるまでには、まずどんな模様にするのかを決め、図案におこします。図案には出来上がりの色や、経糸緯糸の使い方によって、色を塗り分けていきます。それをもとに、紋紙(穴をあけたカード)を作ってい...
末広(すえひろ)
先に向かって次第に広がっていゆく形から、「未来に向かって末広がりに幸せになるように」という願いが込められた、縁起物の扇です。右手に持ちます。白骨と黒塗りの両面に金銀をあしらった扇面、房付きの細い紐を骨の根元に通したものが、花嫁用として一般に用いられています。
雪駄(せった)
男性の和装スタイルに合わせる履物。草履の仲間で、角に丸みのある四角い履物。裏面に主に竹や皮を用い、裏に皮を貼って防水機能を与ています。かかとには小さな三角の後ろ金をつけて、かかとの磨耗を防ぐようになっています。この後ろ金が歩くときに音をたてます。表面の素材は、竹や皮以外にも多種あって、木綿、横糸に馬のたてがみや尻尾の毛を使って織ったホースヘアー、印伝、畳、牛皮エナメル、ビニール、合成皮革などがあります。色や柄も、虎柄、蛇柄、蜘蛛の巣柄など、おしゃれな感覚のものがあります。サイズはM、L、LLの三...
扇子(せんす)
広げたときの形から「末広」(すえひろ)ともいいます。左の胸に下前の衿に平行になるように、扇子を帯にはさみます。暑い初夏から初秋にかけては、それこそ扇(あお)いで、涼をとる本来の目的でも使いますが、飾りとしてもそこにあると、サマになるものです。扇子をさしていると「慣れた」雰囲気が出せますので、着物を着ることになれてきたら、ぜひ帯にはさんで、センス!のいい美人になってください。扇子は広げたときにしか、その柄ゆきのよさなどはわかりませんが、季節に合わせた柄をあわせていると、何気なく取り出して使うときに...
卒業袴
卒業袴(そつぎょうばかま)は、短大や大学の卒業式に着用されるもので、女性には根強い人気が有ります。袴は、ほとんどの人にとって、人生において一度きりの衣装となると思います。大学の卒業式は、二十歳前後の初々しい時期で、これから社会に飛び立つ晴れがましい席にです。そんな席に合う相応しいものを選んでください。袴をはくときは、着物のおはしょりをおおきくとって、裾を短く着付けます。袴は丈の調整がきかないので、身長にあわせて選択します。数センチごとの刻みになっているはずですから、試着して履物とのバランスをみて...
女物の着物の袖は、現代では約50cmの丈で長そでと呼ばれる袖が一般的です。「長そで」は、ひとえや袷の着物で、いつも見るタイプのもので、そで口の下にある丸みが2cmのものです。きものの袖は、一般的にはこのタイプのものが仕立てられていますが、丸みについては、2cmにこだわらず、好みで4〜8cmくらいにすると、やわらかい雰囲気が出て、汚れがつきにくくなります。袖は他に、元禄袖と呼ばれるタイプがありますが、これは袖口から丸みが大きくとってあり、袖丈が40cmくらいまでの、活動的なタイプです。元禄袖は普段...
袖の丸み
着物の袖の袖口(腕を出すところ)からしたに下がったところに、ややカーブしたところがありますが、ここを「袖の丸み」とよんでいます。「袖の丸み」をつくるのに、反物の袖の丸みに、丸みの型を置いて、へらでしるしをつけます。袖の丸みの型には何種類かあります。通常の袖の丸みには2センチの丸みが多いようです。2センチの丸みというのは、角から上下それぞれに2センチはいった点に、接するように円を描いたときの丸みになります。袖の柔らかい雰囲気をだすのに、6〜8センチの丸みにしたり、元禄袖や振袖には9.5センチや11...