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丸帯
女帯の一種、帯幅は、約68センチ、長さ約4m〜4m50cmの広幅の布を二つ折にし、芯を入れ、幅約30cm〜32cm、長さ約4m〜4m50cm位に仕立てた帯。全通柄が一般的です。おもに花嫁衣裳に用いられます。有職模様、吉祥模様等を、唐織、金襴、糸錦等で織り出したもので非常に豪華なものです。表裏ともに絢爛豪華な柄が織り出してあるので、重くて締めにくいため、現在では花嫁衣裳、歌舞伎の衣装などに限られています。戦前までは一番格の高い帯として用いられてきましたが、先ほどの理由から、丸帯に代わって袋帯が明治...
綿織物の着物
綿織物は木綿(もめん)から作る織物のことで、主に浴衣生地や、普段用の着物生地として利用されます。木綿はワタの種子から取れる繊維で、単に綿ともいいます。綿毛に覆われたワタの種から種を除き、長い繊維を利用して糸にして、織物にしていきます。木綿の生地は吸水性・通気性に富み、肌触りがよいので、和装では主に下着、夏用と普段用の着物生地に使われます。着物生地に使う綿織物の種類としては、綿紅梅、綿縮(めんちぢみ)、綿コーマ、コール天などです。綿紅梅は、薄手の地に太めの糸を織り込んで小さい格子状の凹凸を表したも...
紋織物
経糸と緯糸を複雑に組み合わせて、模様を織り出した織物を、紋織物といいます。紋織物は中国からシルクロードを通って、15世紀にヨーロッパに伝わり、その技術がフランスのリヨンで盛んになりました。紋織物を実用的に機械化することに成功した人は、ジョセフ・マリー・ジャカードさんで、1804年のことでした。紋織りの機械は彼の名を冠して、「ジャカード」と呼ばれるようになります。しくみは、紋紙と呼ばれる穴をあけたカードを利用して、経糸を上下させて、緯糸が通る個所を変えることで、模様をつくりだしていきます。平安時代...