か行

か行エントリー一覧

懐剣(かいけん)
布袋に入った短剣を帯にさします。打掛けは、武家の花嫁衣裳であったこと、武家の娘は短剣の扱いをたしなみとして身につけていて、外出時などは常に懐剣を身に着け、護身武器としたことから、「いざという時は自分で自分の身を守る」という意味が込められています。
かんざし
髪をアップにするときに、髪留めを兼ねる目的も含め、和服のときには髪に欠かせない飾り。華やかなゆれる飾りは、若い女性のつややかさを一層引き立てます。かんざしをすることによって、着物姿が一層引き立ちます。かんざしひとつをぽんと何気なくさすだけで、粋な雰囲気になったり、ロマンチックな印象にうなったりと、着物姿の演出効果は抜群です。かんざしの位置によって、どのような印象にみえるかは、随分と違いがありますので、髪型によってさす位置を工夫してみてみてください。かんざしに用いられる材料には、主にサンゴや銀細工...
着物掛け「着付けの味方」
独自に開発した家具で、着付けの際や脱いだ後掛けておける家具が必要と思い、開発した家具商品です。名前は「着付けの味方」で、着物類を掛けるだけでなく、天然木の家具としての見栄えや、手で吊り上げて持ち運べる軽量試用のため、虫干しに利用したり、鏡のそばまで移動させたりと、使う場所を変えて利用できます。土台の底の部分には、丁寧なやすりがけをして、面取りがしてありますので、和室の青畳を滑らして移動させても、畳を傷めることはありません。この着物掛けは、組み立てには、ボルトを四本差し込んで、手でまわせる「蝶ナッ...
数え方
和装関連用品の数え方着物、浴衣:枚長じゅばん:枚羽織:枚下着:枚和装コート:枚または着袴:腰(腰まわりを紐で括る形式の下衣の数え方)帯:本帯揚げ:本帯締め:本草履:足下駄:足雪駄:足足袋:足(左右そろっていないときは1枚2枚と数える)打ち掛け:領(りょう)領は首という意味で衿をもってたたむものを領と数える。手鏡:面または枚三面鏡:台かんざし:本櫛:本風呂敷:枚(物を包んだときは「包み」で数える)巾着袋:枚(中身が入った巾着は「個」で数える)扇子:閉じているときは本、広げると面、枚で数える。手ぬぐ...
肩裾模様・裾模様
肩裾模様は、肩と裾に模様があるもので、訪問着がこれにあたります。肩裾模様といっても、衿、胸、袖にわたって、模様がつながる豪華なものもあります。裾模様は、着物の腰から下、または裾の部分に模様があるものをいい、留袖、色留袖がこれにあたります。留袖は既婚者の着物で、年齢によって七寸模様、五寸模様、三寸模様など、裾からの模様の高さによって選び分けます。年配者ほど柄の位置が低いものを用います。
吉祥模様(きっしょうもよう)
「よいきざし」「おめでたいしるし」という意味を表した、模様の総称。鳳凰(ほうおう)、鶴、亀、松竹梅、宝船、瑞雲、四君子、宝尽しなど、縁起のよい模様のこと。中国から伝わったものとしては、竜、鳳凰、雲気、含綬鳥模様、鶴、亀、松竹梅など。日本独自の吉祥模様には、橘、御簾、几帳、檜扇、冊子、御所車、貝桶、熨斗など。
京袋帯
京袋帯というのは、名古屋帯と長さが似ていて、表布、裏布を同寸に断って、袋状に合わせてあります。芯は入れずに仕立てるので、やや厚地の生地で仕立てられることが多いです。そのため木地の素材のよしあしが出ることと、その素材を楽しめるのがいいところです。また両面の生地でお太鼓を二種類楽しめる利点もあります。京袋帯の場合は、お太鼓もいいですが、「角だし」に結ぶと、カッコイイですね。とっても「粋」な感じになります。ほっそりした20代の人より、ちょっと年齢が上の方のほうが、似合うような気がします。両面の生地を生...
久留米絣(くるめがすり)
福岡県久留米市および周辺の旧久留米藩地域で生産されている絣(かすり)です。絣は糸の一部をくくって、染め色がつかないようにしてから染色して織ることで、模様を織り出していきます。久留米絣の特徴は、絣の部分が白と薄い藍色で、かちっとした端正な模様であることです。木綿絣の最高級品とされていて、天然藍で染めて投杼機(なげひばた・機織機の一種)で織る昔からの技法が、「本場久留米絣」として今も少ないながら生産されています。ほとんどの製品は、化学染料による染色で機械織りとなっています。芸術的な絣模様が評価され、...
下駄(げた)
下駄は昔の人が普段にはいていた履物です。木製の板に歯を取り付け、鼻緒をすげて履きます。鼻緒は木製の台に3個所穴をあけて取り付け、足をいれます。鼻緒は、やわらかい緩衝材を入れた丈夫な布で、台とは別々に売られていました。好きな鼻緒を選んで台に取り付けますが、新しい鼻緒をつけるときは、「鼻緒をすげる」といい、切れた鼻緒を直すときには、「鼻緒を立てる」といいます。昔は台に、竹をはったものや畳をしいたものなどもありました。台の下には歯とよばれる2本の木の歯が差し込んであり、使うにつれて磨り減っていきますの...
笄(こうがい)
お箸のような棒状の髪飾りで、昔は髪を掻きあげたり、毛筋を立てたりするのに使う整髪具でした。先の細いものは、頭皮がかゆいときにかくのに用いられたりもしました。鯨のひれ・竹・ガラスなどいろいろの物で造られました。正式には鼈甲(べっこう)が用いられました。
コート
防寒・塵除け・防雨のために長着(きもの)の上に重ねて着る、前が開いていないもの。道行(みちゆき)コート・道中着(どうちゅうぎ)・雨ゴートなどが、その仲間です。コートを選ぶとき最初は、なるべく何種類かの着物と合うように、オーソドックスな色目の、単色か飛び柄くらいのものを持つと、重宝します。コートは洋装の裁断・縫製になっていることが多く、ポケットが胸の位置についているものが一般的です。ポケットがあると、外出の際にキップやハンカチなどを入れられるので、なにかと便利です。コートの材質は、羽織同様に豊富で...
腰ひも
きものや長じゅばんを着るときに使用する、幅3〜4センチ、長さ2メートルくらいの紐(ひも)です。腰ひもの材質としては、毛・合繊・絹などがあり、一番しまりがよいのは、毛のもので、メリンスとかモスリンと呼ばれます。絹のもので幅広で楊柳タイプのものも、同じように使えます。ポリエステルの腰ひもは、滑りやすいためきものの腰ひもにはあまり向いていません。腰ひもは着付けには、女性の場合、通常長じゅばんに1本、きものに2本用います。きものの腰に締める腰ひもを、しっかりと締めることが重要で、二本目に用いる胸元を整え...